ご存じの方も多いヘルプマーク。
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。埼玉県でも平成30年7月からこのマークを導入し、普及に取り組んでいます。実際に援助をするときのポイントはおさえておいて、適切な配慮ができるように準備しておきたいものです。
ヘルプマークを見かけたら、、、
電車・バスの中で、席をお譲りいただくなどの配慮が必要です。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目でみられ、ストレスを受けることがありますので配慮が必要です。
更に、交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいますので、災害時等は、安全に避難するための支援が必要ですし、視覚や聴覚に障害があり、状況把握が難しい方、肢体に障害があり、自力での迅速な避難が困難な方など様々な方がいますので、ヘルプマークを持参している方に対しての配慮を周囲の方たちのこころで支えあっていくことが必要です。
共生社会実現のために!
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